〔001〕久斗山 (671m)

兵庫県香美町

2013年06月29


兵庫100山に戻る

薮山は判っていたが
前回、蓮台山から周回した時に展望所からも展望の得られない薮山と知っているので、今回は濃於美山側から歩いてみたが、どこも同じ展望の利かない薮山であった。ただ、道はしっかり付いており薮扱きすることはなかった。
最近1回転の大転倒が多い

笈ヶ岳では渡渉中に一回転の大転倒、岡山の妹山では崖下り中に落葉を踏み抜き一回転の大転倒。そして今回の足がもつれ崖下へ大転倒、幸い、すり傷だけで済んでいるが、場合によっては大怪我に繋がることも考えられる。マイナーな山の一人山歩きは慎むことなのだろう。若くはないんだから・・・
標高差:584m
Road Map :兵庫県の最北端、余部鉄橋付近、市午から農道に入る。農道入口は判り辛い。
Route Map:農道途中の登山口から最高峰の三角点までを往復する。
兵庫100山』  余部鉄橋は鉄橋でなくなってしまっていた。
コースタイム:2時間50分
登り:1時間28分
下り:1時間18分
(下りでアクシデントあり)
'09年の10月に蓮台山から周回し、薮山で面白くない山と判っていたが、今回は兵庫100山二順目の為に反対側の濃於美山側から登ってみる。
くとさん
市午から農道に入り、進んで行くと堰堤で行止りとなる。ここには「ここからは久斗山に登れません」の表示があった。農道を戻り小さな表示のある登山口を見付けるが駐車場がない。作業小屋の小さいスペースに車を停める。
登山口目印の石碑と表示は共に小さく見付け難い。低い山ではあるが、登山口で標高75mで標高差は結構大きい。三角点まで2.1kmの表示あり、簡単に登れるだろうと思ったが・・・
1時20分に登り始める。
登山道は細いがしっかりと付いている。藪扱きすることもない。
行き成り急斜面の登りとなる。周辺は雑木林で展望と呼べるものはまったくない。
40分経過して「三角点まであと1.2km」の表示あり。意外と歩けていないのにがっかり。
登り続けているので結構堪える。崖登りでもあれば嬉しいのだが樹林帯の斜面が続くのみ。
気温は20℃と高くはないのだが、梅雨時の湿度と登り続ける道とで汗はたっぷりと掻いている。
46分にて”中間点”の表示に着く。えぇーまだ中間点。
展望の利かないクソ退屈な道なので時間が凄く長く感じる。
水平道に入り、これで楽出来ると思ったが・・・
水平道は直ぐに終わり、再び登り斜面となるが、ここは風が吹き抜けて、ここまでに掻いた汗が体を冷やしてくれた。
1時間28分にて見覚えのある”三角点”(650m)に着く。
再びブナの小木が茂る水平道に入る。これだけスカスカであるが展望は得られない。
ポスト状の箱の中には記載ノートがある様だが、中は見ていない。
久斗山は久斗三山と呼ばれ西から蓮台山(628m)、久斗山(650m)、三角点(671m)が連なり、
最高峰は、ここ三角点である。残念ながら全ての山頂に展望がなく、ピーク感もまったくない。
三角点に居てもしょうがないので展望所まで進んで見る。
三角点から少し西の”展望所”へは前回も行っているが、その時は余部鉄橋は工事中だったが、今はすっかり新しくなっていた。赤い鉄橋にはノスタルジーを感じたが、今はコンクリート作りになってしまい、只の味気ない橋に変わってしまった。
がっかりである。
休憩することなく、登って来た道を下山する。
登り時は無視して通り過ぎた”濃於美山”(570m)に寄ってみるが、登山道から10m程の距離だった。ここも久斗三山と同じくピーク感も展望のない。展望ビューと書かれた所にも展望はまったくなかった。
単調は登山道を単調に下り続ける。
小走りで下って行くと止まらなくなり、足がもつれて下山方向の左の崖に転落する。滑落ではなく頭から一回転しての転落である。急峻な崖ではあるが、樹木に引っ掛かって止まってくれた。斜面を登ろうとした時に気が付いたのだが、メガネが無い。
裸眼0.3の視力で飛んでしまったメガネを探すが見付からない。自分で踏んでしまわない様に慎重に崖を下り、探すこと15分で無事なメガネを探すことが出来た。今日はこれが一番のハプニングだった。
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扇ノ山 雨滝 久斗山 三成山 観音山
今日の山歩き
時間切れ中止